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  1. 身近な相棒!ボールペンの愛し方~今年も始まるOKB48(お気に入りボールペン48)選抜総選挙~

更新日 2015/09/25

身近な相棒!ボールペンの愛し方~今年も始まるOKB48(お気に入りボールペン48)選抜総選挙~

私たちに身近な筆記具であるボールペン。お気に入りの1本があるという方も多いかもしれませんね。では、なぜそのボールペンが好きなのでしょうか?うまく説明できるでしょうか?今回はボールペンの「好き」を追究してみたいと思います。

ボールペンを好きな理由

普段はあまり文房具に関心のない方も、こと愛用の筆記具の話になると熱くなる場合も多いのではないかと思います。

例えば身近な筆記具であるボールペン。
数あるボールペンの中から何らかの理由で1本を選び、日々愛用しているわけですが、さてその理由をうまく説明できるでしょうか?

何事もそうですが、好きな理由を正確に説明するのはなかなか困難なことです。
うまく言葉にならず、「なんとなく」「好きだから好き」という言葉でごまかしてしまうこともしばしばあります。

今回は、私たちがいったいボールペンのどこに心惹かれて1本を選び取っているのかということについて考えてみたいと思います。

自分の「好き」のからくりを知ることは、今後、第二第三の相棒となるボールペンと出会っていく上で非常に重要なことです。

やみくもにボールペンというものに向き合うのではなく、自分にとって重要な要素を中心にボールペン、あるいは筆記具全体を見ることができるようになれば、「書く」という行為をより楽しめるのは間違いありません。

好きな理由を考える前に

ボールペンを好きな理由を具体的に考えていく前に、ボールペンを大まかに分類する必要性について考えてみたいと思います。

例えば好きな食べ物の話をしている時、「ハンバーグ」とか「鶏のから揚げ」などが挙がる中、「うまい棒のコーンポタージュ味」「杏仁豆腐」などと言う人が現れると(おや?)と思います。
確かにそれも美味しいけれど、今は「日常的なおかずの中で好きな食べ物」の話をしているのでは?という気持ちになるのです。

一方、「締めのラーメン」や「魚市場で食べる海鮮丼」などの発言に対してもおやおやと違和感を感じます。
シチュエーション込みは反則、という気がしてくるのです。

もちろんこの種の会話は、このように話があちこちに飛ぶことも含めて楽しい、ということがあると思います。
いわゆる無差別級の格闘技的なおもしろさです。

そしてこれは好きなボールペンについても同じです。
いろいろな切り口があって、一人一人にいろいろな「好き」があります。

ただ、こうしたごった煮の議論は同時に「好き」の理由がぼやけてしまったりします。
つまり、ある程度次元を合わせた比較をすれば見えてくることがかすんでしまうのです。

そこで、まずボールペンを大きく分類し、比較の前提について考えてみましょう。

ボールペンを考える上での前提

ボールペンと一口に言っても、その種類は実にさまざまで、ボールペン全体の中からいきなり「好き」を論じようというのは少々乱暴です。

先ほどの好きな食べ物の話を例に挙げると、食べ物を「普段のおかず」「お菓子」「スイーツ」などに分類したくなるのと同様に、最低限これだけはごちゃごちゃにしたくないという分類を3つ挙げてみます。

すなわち、

・単色ボールペンか、多色・多機能ボールペンか
・インクの種類
・ボール径

の3つです。

以下に順番に見ていきましょう。

ボールペンを考える・その1(単色か多色・多機能か)

まず最初の分類は、そのボールペンが芯が1本だけ入った単色ボールペンなのか、複数の芯が入った多色・多機能ボールペンなのか、ということです。

これらは確かに両者ともにボールペンなのですが、両者は性格の異なるものです。
もちろん一概には言えませんが、単色ボールペンに比べて多色・多機能ボールペンは機能性に比重が置かれています。

もちろん、単色ボールペンにおいても機能性を重視することもあるのですが、両者を同列において比較するのは少々論点がぼやけるように思います。

単色ボールペンは単色ボールペン同士、多色・多機能ボールペンは多色・多機能ボールペン同士条件をそろえた上で、あらゆる要素を比較するほうが分かる部分が多いのではないでしょうか。

左は単色ボールペン(PILOT・ジャストミートスリム)
右は多機能ボールペン(PILOT・ツープラスワンエボルト)

ボールペンを考える・その2(インクの種類)

この記事に飽きたら…

2つめの分類はインクの種類についてです。

ボールペンには大きく分けて、油性ボールペン、水性ボールペン、ゲルインクボールペンの3種類のインクがあります。
これらはそれぞれに特徴があり、これらを十把一からげに論じるということは、いろいろな事柄を見落とすことにつながります。

例えば、それぞれのインクはもともと油性インクならでは、水性インクならでは個性を持っています。
長所もあれば短所もあり、分かりやすい個性であることもあれば、非常に微細な個性であることもあります。

仮に油性ボールペン同士、水性ボールペン同士の比較であれば見えてくるようなことが、インクの種類をまたいで比較してしまうと、分かりやすい大味な部分しか見えてこなくなります。
じっくりと比較すれば見えてくる素敵な個性を見落としてしまう点が少々残念なのです。

もちろん、厳密すぎる比較はあまり現実的ではありません。
油性ボールペン、水性ボールペン、ゲルインクボールペンそれぞれを、それぞれのペンの中で納得のいくまで比較するとなると、かなり大がかりな話です。

が、せめて「そもそもインクの種類が違うのだ」という認識は前提として欲しいところです。

例えばあるボールペンを「なめらかで素敵だな」と思う時、それが油性ボールペンであれば油性ボールペンなのになめらかというのは画期的だと思えますが、水性ボールペンやゲルインクボールペンであれば、それはもともとそういうものなのだ、と冷静に受けとめることができます。

自分がいったいそのボールペンのどこに惹かれているのかを正確に知ろうとすれば、その根拠となる比較もおろそかにすることはできません。

上から、
油性ボールペン(三菱鉛筆・ジェットストリームカラーインクシリーズ)
水性ボールペン(三菱鉛筆・ユニボールビジョンエリート)
ゲルインクボールペン(三菱鉛筆・ユニボールシグノ207)

ボールペンを考える・その3(ボール径)

3つめの分類はボール径についてです。

ボール径というのは、ボールペンのペン先に仕込まれている小さなボールの直径のこと。
ボールペンのキャップや軸に記された「0.7」や「0.38」といった数値がそれです。

これらは数値が小さいほど細い線が引け、数値が大きくなるほど太い線が引けるわけですが、ボール径の違いがもたらす効果はそれだけではありません。

まず影響してくるのは、インクの出方です。
太い線が引けるボール径の大きなボールペンは、それだけインクがたくさん出てくるということになり、なめらかさが増します。

例えば、本来インクが硬いはずの油性ボールペンでも極太の1.6ミリなどを手にすると、そのなめらかさに驚いたりします。
大きなボールによってそれだけ多くのインクが転写されているのです。

これに先ほど述べたインクの違いが絡んでくると事態は複雑です。
油性ボールペンの中だけでもボール径の違いによっていろいろな顔を見せるボールペンが、インクも違い、ボール径も違うとなってくると、いったい何によってなめらかに書けているのかの理由も判然としません。

そこで、ここでもある程度条件をそろえた比較から始めてみたいと思います。

手始めに、同じボール径で油性ボールペン、水性ボールペン、ゲルインクボールペンの書き比べをします。
あきらかに太さの違う線幅、インクのすべり方、書いた後の文字の乾く速さなど、いろいろなことをリアルに体感できるはずです。

インクの違い同様、ボール径に関しても、すべてのボール径ですべての筆記具を比較するのは大変です。
これはと思うボール径で3者を比較し、自分自身の中で前提となる感触を得ることが重要です。

本記事の流れ

それではボールペンを細かく見ていきましょう。

いきなりすべての要素について考えるのは難しいので、ボールペンを「芯+軸」からなるものととらえ、まず「芯」について各要素を押さえ、次に「軸」について見ていきます。

さらに再びボールペンを「芯+軸」としてとらえた後、「相性」「見た目」「個人的エピソード」等いわゆる「主観的な要素」へと話を移していきます。

以下は、ボールペンの芯について見るべきポイントです。
これらは商品に書いてあることもあれば、HP等で情報を得る必要があるもの、自身の経験から得るしかないことなどさまざまです。

中には普段自分がまったく意識していない要素もあるでしょうし、重要ではない要素もあることでしょう。
しかし、もしかしたらここに惹かれたのかもしれないという要素もあるかもしれません。

あるいは、ここが苦手!というネガティブな要素に気づくかもしれません。
そこに気づくということは、「そうではないボールペンが好き」ということにつながり、「好き」の発見にも役立つことと思います。

ボールペンの芯を考える・その1(インクについて)

まずは、ボールペンの芯におけるインクについて見るべきポイントを列挙します。

なお、インクの出方は、インクとチップ(ペン先)の相互作用によるものですが、この項にまとめることにします。

・インクの種類(油性インク、水性インク、ゲルインク、エマルジョンインク。油性インク、水性インク、ゲルインクにはそれぞれに染料系と顔料系。油性インクには従来からある油性インクとなめらか系の油性インクがある)

・インクの特殊性(消せるボールペン等)

・色味(例えば黒を一つとってもメーカー間でいろいろな色味がある)

・におい

・なめらかさ

・インクの出る量

・筆記の安定感(かすれやダマの有無)

・書いた文字の乾きやすさ

・耐光性、耐水性の有無(色あせに強いか、水に強いか)

・インクの劣化の具合(使っている最中、書いた後の文字)

ボールペンの芯を考える・その2(ペン先について)

次に、ボールペンの芯におけるペン先について見るべきポイントを列挙します。

・コーンチップ

・ニードルチップ

・スプリングチップ

これらのうち、形状的な違いとしてとらえられるのはコーンチップとニードルチップの2種類です(下記の写真参照)。

ニードルチップはコーンチップに比べてペン先が見やすく、細かい字が書けるという特徴があります。
が、その頑強さについてはメーカー間で差があります。

スプリングチップについては、実際に目で確かめることはできません。
これは後述のノック式ボールペンの芯(水性インクおよびゲルインク)に採用されているもので、ペン先の乾燥を防ぐため、ペン先に力が加わった時にボールが押される仕組みになっているペン先のことです。

気にならない人は気になりませんが、スプリングチップ特有のペン先のがたつきが筆記感に影響し、ボールペンの好き嫌いを左右する要素になる場合もあります。

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