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  1. [怖い話]本当に怖い話まとめ Vol.16~20
ギャザリーからの重要なお知らせ

更新日 2016/09/07

[怖い話]本当に怖い話まとめ Vol.16~20

背筋が凍る怖い話まとめ Vol.16~Vol.20

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Vol.16 学校

これは私が中学2年生の時の話です。

駄文ですが、どうかお付き合い下さい。

ではどうぞ。



暑い夏の1日。

その日は気温が30度を超え、特に暑い1日でした。

いつものように授業を受け

放課後となりました。



私は部活に所属していましたが、

その日はテスト週間で部活をせず

一斉下校するという日でした。



どんどん帰っていく生徒達と共に

私も帰ろうとしたその時…

『Mー!ちょっと待って‼︎』

私の友人のRが声をかけてきました。



どうしたのかと尋ねると、

誰もいなくなった教室に残り、みんなで怖い話をして暑さを吹き飛ばそう。

と言うものでした。



私はその類が好きだったこともあり、

すぐに ”いいよ”と返事をしました。

それから少し友人達を誘い、

結局集まったのは私とRを含めた7人でした。
もう誰もおらず、先生達もいなくなったので

教室に入り、椅子を丸く並べて座りました。

Rが声をかけ怖い話は始まりました。



ひとりひとりが体験談やネットで調べた怖い話をしていく中、私は元々霊感というものがあるので自分の体験談を話しました。



時間も経って、薄暗くなってきた頃

トン…トントントンッ…

どこからか歩くような音がし始めました。



みんなには聞こえていないようですが

私にははっきりと聞こえているのです。

トントン…トントントン…

みんなが話している間もずっとその音はなって

おり、少しずつ早くなっていくのです。





ドドドドドドドドッ…

さっきまでの音とは異なり

こっちに向かって走ってくるような音に変わりました。

何かがこっちに来ている。

逃げないとヤバイかもしれない。
直感でそう感じた私は



『もう帰ろう!!』

そう言ってみんなを帰らすように促しました。

友人達は私がそういった物が見えることを知っているため、

私の強張った表情を見て

すぐに理解し解散となりました。



みんなが教室から出て行き、

最後に私とRが出ました。

他のみんなが出て行って30秒もたたなかったはずなんですが…

私とRが出た頃にはもう誰もいなかったのです。



『あれ…』

教室から階段まで少し距離があるので

そんな短時間に移動出来るはずが無い。

それにすぐそばで友人達の話し声が聞こえていたのです。

しかしその声も私達が廊下に出た瞬間、

ピタッと鳴り止みました。



さすがに気持ち悪くなった私は

『走って帰ろう!!』

そうRに伝え2人で走りました。
ようやく階段にたどり着き、

階段を降りようとしたその時

ドドドドドドドドッ

まあぁああてぇえええ〜っ

走る音と共にものすごい低い声で

叫ぶのが聞こえてきました。



R『キャー‼︎』

横でRが叫びました。

『振り返るな!走るよ!』

そう言ってRの腕を掴んで無我夢中で走りました。



やっとの思いで昇降口につき、

靴を履き替えて外に出ました。

もしあの時もう少し教室を出るのが遅かったら。

もしあの時追いかけてきた物に捕まっていたら。

そう思うとゾッとします。

Vol.17 落ち武者の生首みたいなものに直接手足が生えたような気持ちの悪い化け物

何年か前の夏の夜のこと。




どうにも暑くて寝苦しくなった俺は目を覚ますと、目の前に人の脚が見えた。首だけ動かして上を見たら、脚の主は親戚の叔父さんだった。




叔父さんは何ヶ月か前から癌で入院していて、夜中にこんなところへ一人で来るはずがなかったから、俺は直感で「ああ、叔父さんは亡くなったんだな」って思った。




俺が子供の頃から叔父さんはよく一緒に遊んでくれて、とても優しい人だったしぜんぜん怖いとは思わなかった。不思議だとは思ったけど、安らかな気持ちになって俺はそのまま目を閉じて眠った。

翌朝、起きて居間に行ったら母親から昨夜遅くに叔父さんが亡くなったことを聞かされた。ああ、やっぱりなって感じだった。




子供のいなかった叔父さんは、俺を本当の息子のように可愛がってくれたし、きっと最後のお別れを言いに来てくれたんだな。ここまではよくある話。




次の日、叔父さんの葬儀に参列した俺は慣れない葬式に疲れて、その日の晩は早めに床についた。ほどよく眠気がやってきてウトウトしかけた時、また目の前に叔父さんの脚が現れたんだ。
今度は俺もお別れを言うために、叔父さんを見ようとして顔を上げた。そしたら叔父さんの顔は真っ青で無表情だった。




頭の部分には何か黒くてモジャモジャした毛の塊みたいなのがくっついていて、それが左右にぶるぶる震えながら動いているように見えた。




それ見たら、物凄い嫌悪感と気持ち悪さが沸いてきて、たまらず俺は上半身を起こした。すると叔父さんの姿は消えていて、どこにもいなかった。




次の日の晩も、またその次の日の晩も叔父さんは俺の部屋に現れた。頭の上には相変わらず黒い毛玉みたいなのがくっついていて、最初に見たときよりも少し大きくなってるように見えた。




こころなしか無表情だった叔父さんの顔も泣いているようだ。なんだか急に腹が立ってきて、叔父さんから黒い毛玉を引っぺがしてやろうと手を伸ばしたら、とたんにスッと叔父さんごと姿を消してしまった。




これはただごとじゃないな。そう思った俺は、翌日学校を休んで叔父さんの家に行った。
葬式が済んで、少し落ち着いたところに申し訳ないと思ったけれど俺は叔母さんに理由を話し、叔父さんの位牌を借りて寺で供養してもらうことにした。




急な話だったけど、正直に理由を話したら寺の住職はすぐに供養を引き受けてくれた。住職は位牌堂の祭壇のようなところに叔父の位牌と供え物を置いて、お経をとなえ始めた。




俺と叔母もその後ろで手を合わせて「どうか叔父さんを助けてください」って必死に祈った。

しばらくして、祭壇のほうから突然ボタッと何かが落ちる音がしてびっくりした俺は、祭壇の下を見た。




そこには、あの黒い毛玉みたいなのがのたうちまわっていて、よく見たらそれは落ち武者の生首みたいなものに直接手足が生えたような気持ちの悪い化け物だった。




生首は、しばらくのあいだ祭壇の下をバタバタ暴れまわっていたけど、お経が終わる前に短い手足を動かして位牌堂の外へ逃げていった。

この記事に飽きたら…

叔母もそれを見てしまったのか、すごく真っ青な顔をしてたな。今起こったことを住職に伝えたけど、住職にはあれが見えていなかったのか「わからない」と一言だけ言った。




ともあれ、その晩から叔父さんは俺の目の前に現れることはなかった。




結局、化け物の正体が何なのか分からなかったけど、たぶん叔父さんは亡くなって成仏する前に「悪い何か」に捕まったんだと思う。

Vol.18 事故多発地帯の踏切で見た幽霊

もう二十年以上前の話。
僕には霊感が強くてその手のものが見えるというTという友人がいた。

基本的にはいい奴なのだが、見たくもないものが見えてしまうのはストレスにもなるらしく、
オカルト的なものに関してはかなり捻くれたところのある奴だった。
怪談話で盛り上がっている友人達を冷笑しながら
「すぐ側に何がいるのかも知らないで」と呟いたり。

でも、個人的に彼に助けてもらったと思う体験もしているので、僕との仲は悪くなかった。
これは高二の秋の頃、Tがしてくれた話。

「Mが踏切で幽霊に会った話、知ってるか?K駅の手前の踏切あるだろ。そこに小学生くらいの男の子の霊が出るらしいんだ」
Mは友人の一人で生徒会の書記をしてた。
ある日生徒会帰りで遅くなり、自宅近くの踏切で幽霊を見たのだという。
その踏切は昔から事故がよくあったようで「事故多発地帯」の看板も設置されていたが近くには商店街もあり、
日暮れでも人通りもあって暗いという感じではなかったそうだ。
だから踏切の中に立っている男の子を見ても、最初は「危ないな」と思うくらいで特に変な感じはしなかったのだという。

「Mは気のいい奴だからな、もう暗いし踏切で遊ぶと危ないから注意してやろうと思いながら近づいてったらしいんだ。
そしたら、お兄ちゃん、遊ぼって声を掛けられた気がして、何言ってんだ、
そんなところにいたら危ないぞって声を掛けようとしたら警報機が鳴り出して遮断機が下りてきた。
でも男の子は踏切の中に立ったまま。
そこで初めておかしいと気づいたんだな。
この子は生きている人間じゃないと。
ところが、自分では止まろうとしてるのに足が勝手に動いて踏切に近づいていく。
まるで引き寄せられるようにね。
遮断機のバーに体が当たっても更に前に出ようとする。
焦って本当にヤバいと思ったようだよ。
通りすがりのサラリーマンが肩を叩いて声を掛けてくれて、そうしたら急に力が抜けてその場に座り込んで、
おかげで助かったと言ってた。
座り込んだまま列車が通過するのを見てたらその瞬間男の子の姿は消えてしまったそうだ」
その日は危うく命拾いしたものの、踏切は登下校の度に通らざるを得ない。
もうこんな怖い目には遭いたくないというので、Mが霊感の強いTに相談しに来たというのだ。

「で、昨日行ってみたんだよ、その踏切に。
そしたら確かにいるんだな、小学生低学年くらいの男の子が。
なぜこんなところにいるのか、聞いてみたが答えない。
死んだ人間はこんな所にいちゃいけない、って言うと、死んでなんかいない、と答える。
子供の霊だと自分が死んでることがよく分からないでいることがあるからな、じゃあはっきりさせよう。
お前の家にこれから行って確かめてみようと言った。
多分一人ではこの場所から動けないだろうけど、俺と一緒なら動ける。
お前の家まで道案内しろ。
で、一緒に歩き出したんだ。
この子は勿論この踏切で死んだんだろうけど、このくらいの年齢の子なら自宅もそれほど離れてないだろうと見当をつけたんでね。
実際、十五分ほど歩いて静かな住宅街の一戸建ての家に案内された。
変な奴だと思われるだろうが後には引けない、チャイムを押して中から人が出てくるのを待った」

しばらくして母親らしき人が出てきて、勿論不審な表情をされたが、Tは自分の名前と高校名を言い、
駅前の踏切でこれくらいの背格好の男の子を見た、その子はこの家の子だと言っている、
ついては迷って成仏できずにいるこの子のためにお仏壇を拝ませてもらえないかという話をした。
母親は淡 々と話を聞いていたが、結局中に入ることを許してくれた。
「母親は半信半疑だったと思うよ。
子供の方は母親を見た瞬間から胸がいっぱいで何も言えないといった様子だった。
仏壇に手を合わせて、これで自分が死んだって分かったかと聞くと、分かったと言う。
せっかくお母さんに会えたんだ、何か言うことは無いのかって聞いたら、しばらく黙っていたが、こう伝えて欲しいと言う。
そこへ母親がお茶を持ってきてくれて、あの子は今そこにいるんですか、と聞かれた。
いえ、今ちょうど仏壇の中に消えていきました。
最後にこう言ってました、おかあさん、うそついてごめんなさい。
そしたらそれまでずっと無表情だった母親が声もなく泣き出してね」
男の子が踏切事故に遭った日、母親は学校のテストのことか何かでうそをついた男の子を叱ったのだという。
あんなに叱らなければ、家を飛び出して事故になど遭わなかった、それどころかあれは自殺だったのではないか、母親は自分を責め続けていたのだろう。
その子供が帰ってきてくれて、恨み言一つ言わず「うそついてごめんなさい」と素直に謝って、母親の心を少しだけ軽くしてくれた。

「まぁ、あの踏切に男の子の幽霊はもう現れないと思うよ。そう話したらMも安心してた」
話を聞いてた僕は、少々引っかかるところがあって口を挟んだ。

「男の子が成仏できてお母さんも嬉し泣きで、いい話だけど、Mはその男の子に殺されかけたんだよね。
あそこは事故が多いから、ひょっとしたらその子のせいで怪我したり、死んだりしてる人がいるかも知れないんだよね。そ
う考えると素直にいい話だと思えないんだけど」
「ああ、そのことね。
Mを踏切に引きずり込もうとしたのはあの子じゃないと思うよ。
あの踏切は何十年も前から事故が多発してて、ヤバい感じのが他にも複数いるんだ。
あの子は単に遊び相手が欲しかっただけで、それをそのヤバい奴らが利用しただけだと思う。
だから、あの踏切が依然として危険なことには変わりがないんだ。
お前も通るときは気をつけた方がいいぜ」

そのことはMには伝えていないんだろう。
Tはこんな風に捻くれた奴なのだ。

Vol.19 たまずさ

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