あなたの日常を彩る「きっかけ」創出メディア
  1. 全借金チャラになるわけじゃない?!自己破産しても続く6つの支払い
ギャザリーからの重要なお知らせ

更新日 2017/01/16

全借金チャラになるわけじゃない?!自己破産しても続く6つの支払い

「自己破産って借金が帳消しになるやつ?!」ちょっと待って。自己破産することで清算できる債務と引き続き支払いが続く債務があります。破産の前にきちんと知っておくべき『非免責債権』についてざっとまとめてみました。

◆自己破産とは

払いきれない借金の清算手段のひとつです。持っている財産を手放し分配した上でっ債務を免除してもらうことです。財産はなくなりますが、法的に借金がなくなるので人生再スタートのチャンスともいえます。

自己破産とは、債務者の抱える借金が多額すぎて、返済しきれないことを前提に債務者が「破産手続き開始」の申し立てを行い、債務者の持っている家や土地などの全財産を債権者に対して投げ出して、公平に配分してもらう制度

破産ができるのは、「支払い不能」となった場合です。支払い不能というのは、債務者の負債の額、収入、資産等の状況から総合的に判断されます。

◆借金チャラ?!喜ぶ前に『非免責債権』について知ろう

すべての債権について帳消しになるわけではありません。自己破産しても免責されないものがあり、「非免責債権」として法律で定められています。

たとえば,通常の債権A,債権Bと非免責債権に当たる債権Cとがあった場合,免責許可決定がなされると,このうちの債権A・Bについては支払いをしなくてよくなりますが,債権Cについてはその後も支払いを継続していかなければならないということ

①租税等の請求権

住民税や自動車税などの税金や健保や年金など社会保険料については自己破産後も払い続けなければなりません。

住民税や自動車税などの税金や健保や年金など社会保険料については自己破産後も払い続けなければなりません。

この記事に飽きたら…

税金は、分割して支払いたいと申し出れば、分納を認めてもらえることが多いです。また、納税の猶予が可能な場合もあります。猶予申請をして認められれば、延滞税の支払いの必要がなくなります。国民年金にも同様に、免除制度があります。国民健康保険にも、減免の制度があります

②不法行為に基づく損害賠償請求権

単なる「不法行為」ではなく悪意を持って、故意に行った不法行為のことです。このような行為で課せられた損害賠償や慰謝料は非免責債権となります。

例えば、故意に他人を殴りケガを負わせたことに対する損害賠償や、著しい不注意が原因で交通事故を起こし、他人にケガを負わせたことに対する損害賠償などは、免責が確定した後も支払を続ける義務があります。
浮気による離婚で負うことになった慰謝料の場合、免責される可能性が高くなります。というのも、不貞行為は妻(夫)に対して積極的な害意がない場合が多いからです。配偶者に対して、積極的に傷つける意図を持って不倫をする人は多くないですよね。
一方、暴力やDVによる慰謝料は免責されません。なぜなら、悪意によって加えられた不法行為だからです。

③親族法上の義務にかかる債権

子供の養育義務に関する債権は免責されません。たとえば結婚費用・養育費・生活費や医療費などがあります。

夫婦間の協力扶助義務・婚姻費用分担義務・子の監護に関する義務に係る債権や,親族間の扶養義務に係る債権,あるいはこれらの義務について契約を締結している場合のその契約に係る債権

離婚や認知による養育費の支払いが滞っていても免除されません。

④雇用関係に基づく使用人の請求権

ライフスタイルのランキング 05/23更新

ライフスタイルのランキングをもっと見る

注目のまとめ